ごみ捨て

こちら韓国でもごみの分別は勿論しています。
出かけるついでに溜まってきたボール紙やプラスチック製品を捨てていこうと思い、出かける支度をしてごみを持って自宅を出ました。
たまごのケースはプラスチック、何かが入っていたトレーはこっち、缶類はココ・・・と捨てていき、燃えるごみは・・・???実は私、今までに燃えるごみを捨てたことが無かったのです(旦那さんが捨てていた)。
とりあえず周りを見渡してそれらしき場所は無さそうだったので、警備室に詰めていた警備員のハラボジに聞いてみたのですが・・・どうやら会話がかみ合ってない。しかも口調がキツくって早口で、怒ってんの???って感じです。
こんな時に私はうまく言葉が出てきません。二進も三進もいかなくなっている、その時に旦那さんから電話。幸運にも、税金を払うために銀行のカードが必要なため、自宅に向かっているとのこと。
電話を切ってから1分も経ったか経たないうちに旦那さん到着。ハラボジに状況を説明してくれた。「韓国人じゃないから言葉がうまく出来ないんですよ。このごみをどこに捨てたらいいか聞いてたんですけど」。電話口で私は英会話を使っていたんですが、どうやらそのハラボジは私が外国人だとは思わなかったようです。


「ごめんな、俺もみのりが燃えるごみの捨てる場所どこだか知ってると思ってたから。ハラボジもこのゴミ袋が他のものと違うから、(燃えるごみじゃなく)リサイクルかと思ったらしいんだよ。それに、怒ってたわけじゃないよ。ハラボジってのはみんな、ああいう話し方するんだよ」。


旦那さんが来てくれて安心したせいか、涙がポロポロと溢れ出してきました。
今回もそうですが、自宅から一歩外に出ると私はいつもいつも緊張し、ビクビクしているような気がします。「言葉が通じなかったら・・・何かトラブルが起きたら・・・」そんな思いがいつもあって、緊張のし通し、外界に「本当に気の休まる場所」がありません。
旦那さんは気を利かせて私を一緒に銀行に連れて行き、また自宅前まで送ってくれましたが、私の涙はまだ止まりません。せっかく外出しようと思い立ったものの、こんな顔では外を歩けないしそんな気分でもない。
そのまま自宅へ戻った私は、再び「日本に帰りたい病」が再発です。;_;)