名付け

私の嫁いだ家には、名付けの伝統があります。
私の旦那さんの代(男子)は、『○植』。兄弟、従兄弟まで、同じルールで名付けられています。
で、まだ私のお腹の中にいる子達の代(勿論こちらも男子のみ)が、『応○』(ただし、旧漢字の『応』)。
先祖代々、続いてきた、この名付けのルール。
オモンニムは「もう21世紀なんだから、そんなのしなくてもいい!」と言っているようなんですが、旦那さんが「そうしたい」らしい。
伝統を続けたいんですね、きっと。
日本の私の家族や友人にも、呼びやすい名前じゃなきゃなぁと、考えていたんですが、双子のうち1人はアボンニム(義父)に、もう1人を父・ユキオに付けてもらおうということになりました。
・・・ってか、旦那さんの希望で。というより、独断で。
私は、結婚なんてまだ全然考えていない頃から、旦那さんに出会うずっとずっと前から、「もし子供を持つことになったら、あんな名前がいいな、こんなんがいいな・・・」と、夢を膨らませていました。
が、韓国人の旦那さんと結婚したと同時に、その夢はガラガラと崩れ。。。だって、私にはまだまだ韓国人の名前の、男女の区別がイマイチ分からない時があるし。
それでも、漢字の意味は日本も韓国も同じ。読み方が違うだけ。だから、自分なりに二文字目はどんな字を使おうかと、あれこれ考えていたんですが。。。
何はともあれ、今日、父・ユキオにお願いの電話。
「『応○』で、二文字目の漢字を、幾つか考えてみて。その中から音的に韓国で使えそうなものを選ぶから」
父・ユキオ、『じぃじ』としての、初めての役目です。