いくら「時間を気にせず」と言っても、天気のいい日を棒に振るようなことはもったいない。私たちは少し車を走らせたところにある「」という歴史の古い、なんと1000年以上も前に作られたという橋へ行ってみることにしました。
その橋は、ただ石を積み上げて作られたものでした。そして、その石はどこからか切り出された形の整ったものではなく、川原か山にあった大小様々な自然な石です。橋全体の幅は3m程でしょうか、でも、人が渡れる幅はほんの50cm程。人1人通れる位の幅です。手すりも何も無いですから、高所が苦手で外の世界が久々な私はドキドキ。たまにグラつく石もあったので足場を確認しながら50m程の橋を渡りました。
この1000年以上もの間、大雨や洪水なんかの災害もあったに違いないのに、こうして今でも残っている橋を目の前にすると、何とも言えない気持ちになります。そして、「チマチョゴリ着て頭に水とか野菜とか乗せて渡ったりとかもしたかもしれない」とか「この川原で洗濯してたのかもしれない」とか(笑)、しょうもない連想したりもしてしまいました。